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梅雨明け
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- 2009/07/18(Sat) -
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![]() 鬱陶しかった梅雨も各地で明けつつあります。いよいよ夏本番の開幕。うだるような暑さが続く中、清涼の写真をお見せすることに致しましょう。 ![]() 全国に小京都を呼ばれる町がたくさんありますが、その一つ津和野です。 ![]() 写真は少し前に撮りました。あやめが咲く路地横の水路には鯉がたくさん泳いでいます。 ![]() 皆まるまると太っています。この写真の鯉たちは小さい方ですが、中には1mあまりの横綱級も。 ![]() へっ?こんなところにレトロなお役所? ![]() 時の流れを暫し忘れさせてくれる津和野の町。夕暮れ前の静かなひとときでした。 本日の音楽、ただ今まことに多忙のため記事を用意する時間がなかなか取れません。期待されていた方には申し訳がございません。その代わりと言っては何ですが、さだまさしさんの歌「償い」をお届け致します。幸い管理人は、まだこの歌に唄われたような事件には遭遇しておりませんが、何時誰にでも起こり得ることです。それから梅雨が明けたと言っても、これからまだまだ雨の多い季節。運転をなさる方はくれぐれも安全にご注意下さいませ。 http://www.youtube.com/watch?v=9PkcpbEp4pI |
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ウィンブルドン
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- 2009/07/06(Mon) -
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![]() このところ仕事が忙しくて、記事の更新が滞っています。もしも期待されていらっしゃる方がいましたら、ゴメンなさい。m(_ _)m そんな訳で、昨夜も遅くに帰宅。珍しくテレビをつけたら、やっていましたウィンブルドン。いやあ、それにしても素晴らしい試合でしたねぇ〜、男子シングルス決勝戦。 ロジャー・フェデラー vs アンディー・ロディック 毎年6月下旬から、この7月上旬のこの時期、ウィンブルドンの試合中継をテレビ観戦するのが恒例です。海外に居ました時は特にそうでした。今年の注目は、かつて、あるいは昨年までNo.1として君臨していながら王座を奪われた者同士の戦い振りです。互いに雪辱を期すべく、研鑽に継ぐ研鑽を積んだ末の熱戦が実に見事でした。決勝戦は両者互いに譲らず、全ゲーム数はなんと77。第5セットは30ゲームまで続き、16-14でようやく勝敗が決しました。(明日も仕事があるのだから早く寝ればよいのに思いながら、あの試合進行ではとても途中でスウィッチを切ることなぞ出来ません・・・。) ![]() 惜しくも準優勝となったロディックですが、試合に勝って勝負に負けた感がありましたね(実際勝ったゲーム数的にはフェデラーを上回っていましたから)。しかし勝敗もさることながら、途中で何度も崩れかけそうなピンチに襲われながら、両者共にそれを跳ね返す強さを示したことが印象的でした。もちろんフェデラーがほんの僅かだけ相手より粘り強かったのが勝因なのですが、この試合は優勝者が2人いたと言っても過言ではない、見るものに勇気を与えてくれるそんな試合だったような気が致します。そしてもう一点。試合終了後に準優勝の表彰を受けた直後のインタビューで、おそらくは悔しさ胸一杯で返答するどころでは無かったであろうに、涙をぬぐいながらも勝者を賞賛するコメントを口にしたロディックの紳士的な態度に心から感動してしまいました。 晴れの表彰式。主役はもちろん勝った選手なのですが、何気に置かれた台に被せられたユニオン・ジャックの旗が妙に映えておりました。ふだん国粋主義には全く同調出来ない管理人ですが、こうした国際的イベントで示される国旗の威力に抗することが難しいのも偽らざる事実です。ご存知の人も多いでしょうけれど、改めて英国国旗が現行のように定められたいきさつを図で示しましょう。 ![]() 1707年にイングランドがスコットランドを併合したことを期に、イングランドのSt.George旗(白地に赤十字)にスコットランドのSt.Andrew旗(青地に白の斜十字)が組み合わされ、さらに1801年のアイルランド併合後、当時アイルランドを代表する旗として白地に赤色の斜十字のSt.Patrick旗が組み合わさって、今日の旗が出来上っています。(ウェールズは早くからイングランドに併合されていたため、同国の国旗である白緑2色のストライプに赤いドラゴンを配した旗は、このデザインの中には取り入れられませんでした。これについては2007年12月2日の記事をご参照下さい。) しかしながら、連合王国は決して一枚岩であった訳ではなく、1921年、北部アイルランドの6県を除いた南部アイルランド諸州がアイルランド自由国を宣言。1938年、イギリスがその独立を承認、イギリス連邦内の共和国となるも、北部6県はイギリスに留まり、いわゆる北アイルランド問題として、つい先頃まで陰惨なテロ活動まで引き起こした火種となりました。1998年、同年の聖金曜日に当たる4月10日、イギリスとアイルランド両国はベルファスト合意と呼ばれる協定を交わし、アイルランドは北部6県の領有権を放棄。これが国民投票の信任を受けて、ついに長年に渡る両国間の紛争がまがりなりにも終結を見たことになります。 こうしてアイルランドは、緑、白、オレンジの三色旗を国旗とした独立国家となったわけですが、上のユニオン・ジャック旗では北部アイルランドを表わすものとしてSt.Patrick旗が使われています。これは、当時アイルランドは聖パトリックが開いた島と考えられており、それを表わすために有力な諸侯の内の一つの家紋をもってその代表としたと言われています。もっとも、現在ではその旗の由来や正当性自体に疑義が呈されていると聞きますが、敢えて変更する予定は無さそうです。 さて本日の音楽、イギリスの作曲家ジョン・アイアランド(John Irelannd, 1879-1962)です。Irelandと書くけれど、日本語表記ではアイルランドではなくアイアランド。イギリスのManchester近くの町Bowdonで生まれています。名前からアイルランド人と勘違いされることがありますが、実際にはスコットランド系の家系で、一般にはイギリス人の作曲家とされていますから、実にややこしい。(笑) 要はユニオン・ジャック旗みたいなものと考えればよろしいかと。 アイアランドは主にピアノ曲や歌曲など、編成の小さい楽曲をたくさん作曲しており、むしろそれらが比較的有名です。しかし、少ないながら管弦楽曲も残しており、本日はそれら歌付きオーケストラ曲を集めた1枚(Chandos CHAN X10110)を特にお薦めに。これから9月にかけてプロムスのシーズンとなりますが、本CDに収録された名曲の数々、例えば「Vexilla Regis」、「These Things Shall Be」、「Greater Love Hath No Man」、「A London Overture」などは、パリーの「エルサレム」、エルガーの「威風堂々」、トーマス・アーンの「ルール・ブリタニア」と肩を並べたとしても、全く引けを取らない大英帝国賛歌です。とりわけ、このCDの6曲目「Epic March 叙事詩的行進曲」は、1940年、当時情報省のBBC音楽監督の職にあったAdrian Boultにより委嘱された作品であり(翌1941年完成)、イギリスの第2次世界大戦勝利に少なからず寄与したであろうと思われる程に、勇壮かつ感動的な管弦楽曲となっています。この曲を聴きながらなら、お国のために死ねる・・・一歩間違えたらアブナイ、アブナイ、そんな音楽ですから、皆さん、血気にまかせて独り走りしないよう心して聴きましょう。(^_^)V ![]() |
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異国情緒
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- 2009/06/03(Wed) -
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![]() 管理人が子供時代に一番喜んだ夕食のメニューは、何と言ってもカレーでした。きっと今でもそういうご家庭が多いことでしょう。ハンバーグも嬉しかったけれど、やっぱりカレー。もちろん小さな子供ですから、大人向きの辛口のではなくて、あの甘口カレー!(笑) そしてカレーを一口食すると、決まってエキゾチズムの世界に耽ったものです。テレビやラジオで流れていたコマーシャルソングが、カレー特有の匂いと相俟って、五感の刺激となってその性向を助長しました。♪ 実は管理人が最初に足を降ろした外国は、インドなんです。空港の建物を出るや否や、たちまち多数の子供たちが群がって来ました。荷物を運んであげるから・・・、タクシーを捕まえてあげるから・・・、ホテルは何処なの・・・。みんな少しでも小遣いを稼ぎたくて必死です。ようやくホテルに着くと、既に飛行機内からあの独特なカレー混じりの匂いが立ち込めていましたが(この時利用した航空会社はインド航空でした)、その強い南国の香りは、廊下と言わず、部屋の中と言わず、至るところに漂っていました。 街に出れば、タクシーの運転手はゴチャマンと道路にひしめく車の洪水の中を、まるでF1レーサーのようにスイスイと抜いて行きます。街角では、例の笛吹きも実際に居ました!ヒュルル〜という笛の音に合わせてコブラが篭の中から鎌首をもたげてニューッと。ひぇ〜〜。。。 とにかく見るもの聞くもの、すべてが新鮮!これが異国なんだ、これが外国の文化なんだと、興奮しまくって、その夜はろくろく寝れなかったことを、澄み切った青空の色の深さと共によく覚えています。 インドと言えば、1982年制作、同年アカデミー賞の作品賞他、多数の映画賞に輝いたリチャード・アッテンボロー監督、ベン・キングズレー主演の映画「ガンジー」が強烈に印象に残っています。ただし封切り時ではなく、それから大分経ってから、管理人がとある英語圏の国に滞在していた時です。この映画が丁度廻って来て、大きな劇場で上映されることを知ったので、これ幸いと観ました。途中休憩が入って、確か3時間半くらいの大作でした。でもその時の感動は、一生忘れないことでしょう。もう今では、この映画がリバイバル上映されることもないと思われますので、未だご覧になられていない方はDVDで鑑賞するしかありません。が、これは本当にお薦めの名画です。大減量して撮影に望み、ガンジーに成り切ったキングズレーの役者魂も快哉の一言です。 圧巻のシーンは、ラスト国葬の大行列。よくもあれだけのエキストラを集めたものだと、感心を通り越して畏敬の念が。あまりに感動したので、実は同じ日に続けてもう1回観ました。何と8時間近くも映画館に居たことになります。(←アホですね) と言いますのは、実は暗殺犯となる人物が、映画のかなり前半からチラチラとスクリーンの隅の方に登場していることに気がついたからなんです。で、どういう意図でそうしたのかを確認したくて・・・(爆) ![]() ![]() ![]() イギリスの作曲家バントック (Sir Granville Bantock, 1868-1946)が、異国風味満点の曲を作ることにかけて天才的な手腕を示したことは既に紹介しました。(2009年4月13日の記事) 彼は比較的若い頃より、ギリシャは当然のこと、エジプトやアラビアのイスラム文化、そしてペルシャから、果てはインドに到るオリエント文化まで広い興味を示し、それらの文化的背景を色濃く映した作品をそれぞれ残しています。北方のケルト文化・芸術に惹かれるのは、むしろ後年です。ロマン派風の音楽がお好きなら、彼の作品のCDのどれを取っても外れはありませんと自信を持ってお薦め出来ます。(日本では演奏される機会が少な過ぎます。と言うかほとんど無い!怒) 本日は、バントック管弦楽の魅力を堪能出来るCD をもう1枚ご紹介しましょう。「Thalaba the Destroyer」と題するCD (Hyperion CDA67250) で、「The Song of Songs前奏曲」や砂漠を舞台にしたオペラ「Omar Khayyam前奏曲」など、各曲の良いところを抜き出して演奏したオムニバス形式のような1枚ですから、本来なら全曲が欲しいところです。 どの曲も素晴らしいけれど、特にその中の第5曲「Processional」という曲が分かり易くて見事です(1894年作、1912年改訂。演奏時間は15分弱程度)。この曲は、昔々インドのとある高官が亡くなった時に行なわれた葬式行列の様子を描写すべく作曲したらしいです。前半は、まるで大名行列が粛々とこちらに向って歩いて来る感じそのまま。それが一段落すると、音楽は一転して優美な曲想となります。この急激な変化は、主人の遺体が運ばれた行列の後に、生きながらにして一緒に火葬される身近に仕えた女人たちの姿を描いたのだとか。バントックはハープやシンバルを実に効果的に使います。そして全曲を通して常に安定して刻まれるリズムが、その行列が普通の人々の力では押し止めようのない歴史的大イベントとして、今、眼前に繰り広げられているのだという錯覚さえ催させます。この比類ない描写能力が、バントックの真髄と言えるでしょう。 ![]() |
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新世界より(7)−ブエノスアイレスの情熱
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- 2009/05/17(Sun) -
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![]() とあるアトラクション会場で、陽気なラテン音楽とダンスを堪能する機会を得ることが出来ました。こうしたミュージックを耳にする機会はよくありますが、真近かな距離から見ることは初めて。とにかくそのエネルギッシュな踊りと激しいリズムに目と耳が釘付けとなりました。 ![]() スペインのフラメンコとも何か違う、やはりラテン・アメリカンなミュージックとダンスです。ダンサーの皆さん、グラシャス・アミーゴス! 先ほどのネットニュースによると、新型インフルエンザの国内発生が神戸市内だけで8人確認とのこと。その他大阪府茨木市の高校でも何人かそれと確認された患者が出た模様。しかもインフルエンザらしき症状により休校している生徒の数が、この数日間の間に数十人にまで上っているそうです。明らかに感染集団が各地に拡散、その規模が拡大しています。1918年から翌年にかけて、世界中にパンデミックを起こしたいわゆる「スペイン風邪」は、当初米国で発生した初期には病原性がさほど強く無かったのに、世界中に感染拡大する内に致死性の高いものに変化したと言われています。これからどうなるのか、これも全く目を離せません。 スペイン語で「良い空気」を意味するブエノスアイレス(Buenos Aires)。ここらで新鮮な空気を呼び込むことで、インフルエンザの不安など一気に吹き飛ばしたいものです。そんな訳で、本日の音楽紹介は南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス生まれの作曲家アルベルト・ヒナステラ (Alberto Ginastera, 1916-1983)です。 ところでGinasteraの名前、日本語表記では(最初のGiの音をスペイン語読みにしたら「ヒ」に近いので)ヒナステラとしていますが、当のご本人は実はカタローニャ地方(父親の出身地)での読みの発音に近い「ジ」ナステラと呼ばれることを望んでいたそうです。人名の表記にはいつも悩まされます。 名前の件はさて置きまして、ヒナステラの音楽、一口に言えば「ぶっ飛び音楽」です。とにかく格好いい。たとえばピアノ協奏曲第1番第4楽章の場合は、こんな感じ。↓ http://www.youtube.com/watch?v=i-jzZQQYfmc&feature=related どう?スゴイでしょ!ピアノが打楽器であることを痛感させられます。管理人は、音楽がロマン派調で行くなら徹底的にメロメロの甘々に、もしも硬派路線なら徹底的にガンガン行くのが好きなんですね。ヒナステラの3大傑作、Pコン(1961年作)とHpコン(1956年作)とバレエ組曲「エスタンシア」(1943年作)の3曲が1枚に集められたCD (ASV CD DCA 654)、それを本日のお薦めと致しましょう。何せPコンが上のような調子ですから、Hpコンだって負けてはいません。ハープという楽器に通常期待されるヒーリング効果なんぞ何処吹く風。常識を覆した激しい奏法と情熱溢れる音楽に、演奏者も聴く方も汗ジットリとなるのは必定です。おっと、あんまりお熱を上げるとインフルエンザと間違えられるかも。。。 ![]() |































