
このところ毎日くたくたです。疲れた時は甘いものが欲しいですよねぇ。
って、ついつい、甘いものに目がない管理人です。(^^;
今日はお硬いことは抜きにして、甘〜い甘〜い音楽のお話だよ。
ドイツ・ロマン主義の流れを汲みながら、ある種のインターナショナリズムを感じさせるブルッフとは、実に言い得て妙。確かに伝統的なドイツらしさから1歩も2歩も抜け出していますよね。だから彼のヴァイオリン協奏曲とかスコットランド幻想曲、管理人も大好きです。コンサートに行きた〜い。生で聴きた〜い。そんな曲を演奏できる人がうらやまし〜〜い。笑
ブルッフのVn協奏曲第1番Op.26。私がよく聴きますのは、グリュミオーとかアッカルドとか激甘Vnの音色の演奏です。でも、こうした名曲は、誰が弾いてもいいものです。昨年生で聴いたギル・シャハムの演奏会(ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)は、こちらでご紹介した通り(9月23日の記事)、実に素晴らしいものでした。
今から60数年前の1940年代、メンゲルベルクがブルッフのVnコン1番をコンセルトヘボウで指揮した時のソリストは、米国生まれのGuila Bustabo (1917-2002)さんと言って、それはそれはもの凄い演奏を残したそうです。この演奏を実際耳にしたのか、あるいはしなかったのか定かではありませんが、彼女のためにVnコンチェルトを書こうと思い立ったイタリア人がいました。ヴォルフ=フェラーリ(Ermanno Wolf-Ferarri, 1876-1948)です。それも60歳を過ぎてからの出会いで、突然その気になったのですから、余程衝撃的な印象を彼女に対して持ったのでしょう。Bustaboさんの写真(下の左の女性)をここに載せて置きましょう。

ヴォルフ=フェラーリと言えば、何はともあれ「マドンナの宝石」が有名です。特にその間奏曲の美しいこと。たとえ曲名は知らなくても、どこかで必ずそのメロディーを耳にされているのではないでしょうか。でも、それ以外に彼はどんな曲を作りましたか?と訊かれたら、案外答えられないのではないでしょうか。歌劇を中心に作曲人生を歩んだヴォルフ=フェラーリが残した数少ない管弦楽作品Violin Concerto, Op.26 (1944年作)。初演も同年で、もちろんBustaboがミュンヘンでソリストを勤めました。当時ナチの支配下にあった街で、米国人がイタリア人の曲を演奏した! 今ではとても考えられないことが事実としてあったのですね。
これまでこちらでは、あまりイタリア人作曲家を取り上げませんでしたので、珍しくイタリア生まれの超甘々お菓子「マカロン」を。いや違った、ヴォルフ=フェラーリの激甘Vnコンを。何故かブルッフのVnコンNo.1と同じく、作品番号が26という不思議な共通性がありました。今夜はこれを聴いて、疲れを取ろうかな。。。
