一度踏み入ったら出口の全く見えない音楽の深い森。森の中を彷徨い歩く内に出会った神々と妖精たちのお話です。

この道
HNAB1


連日猛暑の日々が続いています。
当ブログ主、転勤と移動のストレスにより一度崩した体調からなかなか回復出来ず、にも拘わらず様々な仕事を抱えて多忙のため、なかなか記事をアップする時間が取れませんでした。新しい記事をお待ちの読者の皆様には、何かとご心配をおかけするばかりで恐縮至極ですが、ひとえにお詫びするしかありません。何とか合間を見つけて、ポチポチとやって行きたいと思っています。


そうこうする内に、またあの日がやって来ました。その日がいったい何の日であるのか、地元の人でも4割くらいの特に若者が知らなかったとの最近行われたある調査結果に、思わず唖然としてしまいました。


現政権は遮二無二、日本をいつか来た道へと駆り立てようと必死になっています。この背景には、近年日本をめぐる周辺事情が激変しており、急速に肥大化した経済力を盾にして、それまで一応の安定性を保っていた、ある意味ではタブーであった領域を含めて従来の暗黙の合意事項を次々と一方的に破り捨て、アグレッシブな行動を取り始めたことがその原因となっていることは明らかです。その意味で某国が取っている一連の対外政策には大いに首をかしげたくなるのですが、一方、我が国の側に問題なしとも言えません。リーダーのみならず、その側近や与党の一部議員から、現憲法の精神をあからさまに否定する、耳を疑わんばかりの発言がポンポンと飛び出して来ることを見ると、やむを得ず対抗措置を取っているというよりは、むしろこれを好機と捉え、それまで喉元に出かかっていながら発言を控えていた本音を(今ならば国民に歓迎されるかも知れないと)ほぼ確信犯的に連発しているようにも思えます。一部の政府要人らが、採決直前に敢えて異論を唱え、もしかすると見送りかと思わせながら、直後に強行採決を実行することなど、カモフラージュのパーフォーマンスまで演じているのではないかとさえ疑われます。


この道はいつか来た道。ああ、そうだよ・・・。


時代が戦前であったなら、あの時は軍部が一方的に進めた結果であって、一般庶民は官憲に逆らうことなど出来なかった・・・、との言い訳が通用するかも知れません。しかし、現代ではどうでしょうか。このブログでも、これまでに何度か警鐘を鳴らしましたが、現リーダーの真意は、今まさに推し進めようとしていることにあります。他のこと(たとえば新国立競技場の設計見直しのことなど)はカモフラージュであって、時に大衆に迎合することを戦略的に選択することを厭いません。大事なことはいつの間にか済ませるのです。どんなに議論がされ、反論があろうと、議会の多数を制している限り思うままに決定を下すことが出来ます。そのような状況を簡単に許したのは、他でもない(選挙という行為を通じて)私たち国民自身であったことを忘れてはなりません。


あやまちは二度と繰り返しません。


そう誓った筈の市民らが、いや彼らが選んだリーダーたちが、間違いを再び繰り返そうとしています。平和を脅かすものへの警戒だけは、たとえその可能性が低かろうと高かろうと、眼と耳と口を大にして呼びかけることが大事なのだと思います。










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