一度踏み入ったら出口の全く見えない音楽の深い森。森の中を彷徨い歩く内に出会った神々と妖精たちのお話です。

11月の風景
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季節柄、管理人が自ら撮影した紅葉狩りの写真を何枚かご紹介します。
今年は特有の寒暖の差によって、ひと際楓(かえで)の色付きが鮮やかなのだそうです。


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場所は京都府立植物園です。都会の真ん中とは思えないほど静かで、まるで山中にでも入ったかのようでしょ。


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黄色と赤と緑の絶妙な配置。お天気はいまいちの曇り空でしたが、散歩していて実に爽快です。


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中でも一番色付きが鮮やかだったのが、この楓。
高緯度の深山ならともかく、平地でこの色合いはなかなかのものです。





米国の大統領選挙の結果、トランプ氏が新しい合衆国の顔となりました。選挙運動中の発言と実務に就いてからの施策が同一とは限りませんから、早計な判断は避けたいと思いますが、少なくとも白人至上主義者である点と公私の区別を度外視してファミリーを重用する傾向が強いことだけは確かなようです。これからも何かと問題を起こすことが多々あるのではという懸念は払拭できません。イギリスのEU離脱と共に、今年度有権者自らが一番ビックリした結果だったのではないでしょうか。それだけ米国の一般市民の多くにとって現状への不満とそれを変化させたいという待望が強かったのでしょう。後でこんな筈ではなかったのにと後悔されないことを祈るばかりです。(お断りしておきますが、ヒラリー氏だったら良かったと管理人が思っているわけではありません。)


韓国の朴槿恵大統領のスキャンダルも驚くばかりです。元々縁故関係が強く巾を利かすお国柄ではありましたが、今回その歪みが政権の中枢にまで深々と浸透していたことが次々と明らかにされ、病巣の大きさに呆れると同時に、今後訪れるであろう政治の空白が心配です。


翻って、我が国はというと、小池都知事が颯爽と拳を振り上げたのは良かったものの、豊洲の新市場問題といい、オリンピック会場問題といい、解決への筋道は障害物だらけです。計上された予算が最初に言っていた時と実際では何倍も違うなどということは、何も今回に始まったことではなく、おそらくは日本中で起きていることの一端がたまたま露見しただけのように思います。お役人たちと恩恵を被る建築や広告関係の業者たち、そして彼らを裏で仕切るドンたち。他所の国を笑えません。現代のオリンピックやワールドカップのようなビッグ・イベントは、あまりに巨大化し過ぎ、当然裏で動くお金も巨額化し過ぎてしまった結果、汚職の温床となっています。2020年のオリンピックが東京と決まった時、大半の日本人が喜んだように、半分はおめでたいことだと思いつつも、残りの半分は新たな問題を抱えてしまったのではと不安でなりませんでした。大衆の判断とは、得てしてこのようなものです。後悔する頃には後の祭り。そう言えば憲法審査会において、いよいよ憲法第9条を始めとした改正論議が始まりました。政府自民党は、様々なニュースに紛れて国民が気付かぬ内に一気に改正への道筋を固める意向のようです。こんな筈ではなかったのにと、後から言っても遅いです。私たち国民が自ら選んだのですからね。 南スーダンに派遣された自衛官に犠牲者が出ないことを祈るばかりです。





本日の音楽は、イギリスの作曲家バックス(Arnold Bax, 1883-1953)の交響詩「11月の森 November Woods」(1917年作)です。
日本の11月が、晩秋の寂しさの中にも、もう少し紅葉の艶やかさがあるのに対して、ヨーロッパのそれはずっと暗い森のイメージが強いです。





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