一度踏み入ったら出口の全く見えない音楽の深い森。森の中を彷徨い歩く内に出会った神々と妖精たちのお話です。

十六夜
IZY1


昨日10月4日は旧暦の8月15日、いわゆる中秋の名月「十五夜」でした。ススキやお団子などでお供えをされた方もいらしたのではないでしょうか。そして翌10月5日の今夜は「十六夜(いざよい)」となります。


さて暦の上で「十五夜」と言うからには、きっとまん丸いお月様に違いないと思われた人も多かったと思われます。ところが、実際に昨夜のお月様をご覧になられた方はお気付きのように、実は向かって左側がほんの少しだけ欠けておりました。おそらく今夜か明日の方が真の満月に近いのではないでしょうか。


ことほど左様に、思い込みと事実とは異なることが世の中には数多く存在しています。


昨今の話題と言えば、何と言っても降って沸いたような衆議院解散と総選挙です。その以前であったならば(しばらく当ブログをお休みした間に)北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)による度重なるミサイル発射とその後の水爆核実験や、トランプ大統領による相変わらずの挑発的発言の数々と米国内の混乱など、いろいろコメントしたいところですが、そちらはさておき、やはり今は選挙です。何はともあれ、18才以上の若い有権者たちが、初めて国政の舵取り役を決める投票をすることになる衆議院選挙です。今までなら「政治には無関心だから、投票なんかには行きません」と答えていた方々に対して特に言いたいのですが、「これからのあなたの生活に直接影響する重要な判断を人任せにして、本当にそれでいいのですか」と声を大にして注意を喚起したいと思っています。


それにしても、安倍首相のここぞとばかり狙い澄ました電撃的国会解散の後、小池都知事による「希望の党」の立ち上げ、民進党前原代表による党所属であった大半の議員の希望の党への合流、必然的に起こった民進党リベラル派による立憲民主党の立ち上げという急激な民進党の崩壊、・・・。まるで日替わりメニューのように、毎日のニュースの話題には事欠きません。それぞれに思うことは沢山ありますが、ここで一つだけ書いておきますと、あれほど都議会議員選挙で圧勝した「都民ファーストの会」を事実上率いていた小池さんの本心が、実は自民党の本流と殆ど変わらない改憲賛成派であり、安保法制容認派であったという事実について、旧民進党議員らの希望の党への合流に際して半ば強制的に踏み絵を踏ませたことで明らかになったことです。当ブログ管理人は本年最初の記事の中で、今年は女性が特に輝く年であろう(そうであって欲しいとの期待を込めて)と書きました。その最有力候補の一人が小池さんであり、事実多くの舞台で大いに注目を浴びています。しかしながら、おそらく都議会議員の選挙の時には、有権者の大半が自民党所属の国会議員や官僚たちの到底きちんとした説明とは言い難い言い逃れ答弁に対して怒りを覚え、自民党にお灸をすえるべく、ほとんど名前も顔もよく知らない新人であるにも拘わらず、都民ファースト公認・推薦という理由で、その候補者に票を投じたように思われます。従って、最近の小池さんの言動を見たら、アレッ?そんな筈ではなかったのにと思っている有権者の数は極めて多いのではないでしょうか。今回の選挙では、ムードや思い込みに流されることなく、各候補者らの主張をよく聴いて、しっかりとご自分の投票先を見極めて頂きたいと心から思います。安倍さんの批判をしているからと言って、必ずしもリベラル的というわけではありません。勝手な思い込みは禁物です。


ちょっと音楽の話題から外れました。外れついでに、当ブログはその内容からもお分かりのように、普段非常にマイナーなクラシック音楽ばかりを取り上げるためか(一部の例外はあり)、正直に申しましてあまり多くの来訪者があるわけではありません。読者の皆さんのことを全く意識していないというわけではありませんが、例えば同一ジャンルの他の方がお書きになるブログを気にしたり、ましてや来訪者数を競争するようなことには全く関心がありません。そのようなわけで、本人が気が向いた時くらいしか、他のブログを覗いたり、コメントをすることは致しません。ところが、ある時、本ブログと同じタイトルを冠した『クラシック音楽の深い森』という名のフェイスブックがあることに偶然気が付きました。開設時期が約3年余り前の2014年のようです。一応こちらの読者の方々にお断りしておきますが、そのフェイスブックと当ブログとは何の関係もありません。多分記事の内容を読み比べれば、直ぐにお気付きになるとは思いますが、念のため。





それで今日の音楽は、そのものずばり『十六夜物語』です。作詞:吉元由美/作曲:河合奈保子。河合さんはデビューして暫くは他の作曲家の手になる作品の曲を歌っていますが、この曲を発表した前年の1986年頃より積極的に自身で作曲するようになった点が当時のアイドル歌手とは異なります。

ところで、冒頭の絵と真ん中の記事の関連については言わずもがなですよね。(笑)





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