一度踏み入ったら出口の全く見えない音楽の深い森。森の中を彷徨い歩く内に出会った神々と妖精たちのお話です。

そして誰もいなくなった
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見回すと人っ子一人いません・・・


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ここにも、あそこにも・・・


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撮影場所は某空港内のとあるターミナル・・・


本当に人の姿が皆無です 


普段であればたくさんの旅行者で賑わっている筈のロビーが、誰も居ないのです・・・





別に改装中のためとかで閉鎖されている空間に忍び込んだわけではありません。世界の様々なところに出掛ける仕事をしていると、通常ではあり得ない光景を眼にすることがあるのです。


それにしても寂しいこと、この上ないです・・・






イギリスの音楽史の中で、華々しい音楽界から一歩も二歩も退いて、ひっそりと優れた作品を作り続けた作曲家と言えば、知る人ぞ知るフィンジ (Gerald Raphael Finzi, 1901-1956) の名を挙げる人もいることでしょう。フィンジはリンゴの希少種の栽培を手掛けながら、数々の名作を残しました。


では、カーネーションとキノコの栽培をしながら、誰からも注目されず、いつ陽の目を見るか全く分からない状況にも拘わらず作品を書き続けたもう一人の作曲家がいるのですが、誰かお分かりになるでしょうか?


本ブログでは、その人の作品を一度だけ取り上げたことがあります。その時の記事タイトルが「無題」。丁度とある事件が発生直後であり、政治的に不用意なタイトルをつけるわけには行かなかったからそうしたのですが、何とも奇妙なタイトルと縁を持った作曲者ですね。実は、当ブログ主が特別にお気に入りの作曲家のため、あまり広く紹介したくないのです。12の交響曲の他、協奏曲やオペラなど意外に多くの作品を残しています。しかし、普通サイズのCDショップに行ったくらいでは、彼の作品のCDを見ることはほぼ皆無。超大型店舗や某有名中古CD店ですら、見掛けることは極めて稀です。辛うじてネット通販により購入は可能ですが、結構お高いです。


作曲技法として革新性が・・・とか言い出せば、確かに批判を受けざるを得ないのかも知れません。しかしながら、その音楽を聴いて心に残るのか否かと問われれば、少なくとも当ブログ主にとって「特別に位置付けられるべき作曲家の一人です」と胸を張ってお答えしたいです。どの作品にも深い味わいがあります。が、最近はとりわけ彼の最後の交響曲となった12番の優しく慈しみに満ちた調べが心に響きます。


幸いこの曲、今だけならばYouTubeで全曲を聴くことができます。上記の記事を参考に、是非ご自分で探してみられて下さい。敢えてここでは記事の中に埋め込まないことに致します。



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